髪の診断ガイド【ダメージレベルチェック】

ヘア

こんにちは!オノです。

 

髪がまとまらない。髪のダメージが気になる。など、髪の毛のお悩みをお持ちの方は多いと思いますが、身体と同じように、髪の毛の症状や原因は様々です。

髪の毛の症状に合わせた施術を行えないと、カラーやパーマの施術の効果が発揮されず、最悪の場合は失敗に繋がってしまいます。

ヘアケアに関しても同様で、トリートメントをしても髪の症状に合っていなければ残念ながら髪質は改善されることはないです。

 

そんな、とても重要な毛髪診断!!

実際に美容師さんがお客様の髪を見極めるときに確認しているポイントをまとめました!!

 

 

見る

必ず根元から毛先まで、髪の状態は均等ではありません.

2、3年前に染めたブリーチやかけたパーマは、カットしない限り消えずに残ります。

髪の色や形状を確認して履歴の確認をします。髪の内側や表面部分、顔周りなど、部位によって状態が異なる場合が多いので、ぱっと見だけでなく髪をめくってみたりして全体を必ずチェックしましょう。

 

 

触る

触ることによって、キューティクル(髪の表面)の状態が分かります。

指を通した時の感触や、パサつき、乾燥具合を確認しましょう。健康な髪である根元付近の髪と比較すると分かりやすいです。

また、ヘアアイロンやコテを頻繁に使用している方はいつも使用している髪の部分を触ってみて、髪が硬くなっている場合は熱によってタンパク変性している場合がありますので、合わせて確認しましょう。

 

 

透かす

髪を光に透かして見た時の髪の透け具合で、髪の内部の状態を確認することができます。

髪が透けてキラキラ見える場合は、髪の内部のタンパク質が流失して空洞化している可能性があります。

光に透かさなくてもキラキラ見える髪はダメージレベルが高く、パーマやストレートの時に気をつけなくてはならない状態になります。

 

 

濡らす

髪を濡らすと、より素の状態を確認することができます。

毛束をとってしごいてみて、毛束がピンと立った状態ほどダメージが強いです。

また、毛束を引っ張ってみて髪が伸びる場合は、髪の中の結合が切れて軟化しています。軟化した髪は切れ毛になりやすく、かなりハイダメージな髪の状態になります。

 

 

まとめ

髪の毛はとてもデリケートで、日頃の習慣や以前の履歴によって様々なダメージを受けています。

また、髪のダメージレベルやダメージの種類によって施術が大きく変わってきます。特に影響の出やすいストレートやブリーチをした際の時期はなるべく覚えておいて、美容師さんに伝えるようにしましょう。

髪の状態を見極め、相談しながら施術やメニューを決めていくと、髪も綺麗になっていき、お客様の理想に近づくと思います。

気軽にご相談ください♪

小野 和摩

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茨城県つくば市で活動するフリーランス美容師。弱酸性の自然なストレートとコテ巻き風パーマが得意です。定期的にヘアメイクと撮影も行っています♪

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