美髪を育てるカット
こんにちは!おのです。
今回は、美髪を育てるために、とても重要な「カット」について。
髪のダメージの原因で、特に髪への影響が大きいのはカラーやパーマの「薬剤」によるダメージが代表的です。
ただ、カラーやパーマをする方もしない方も、全員カットはしますよね??
カットの切り方次第でも、髪がキレイになるか痛むかが大きく変わってきます。
そんな、意外と髪へのダメージの影響が大きいカットについてご説明いたします。
髪の痛む部分
カットとダメージという関係において、覚えておくべきことは、髪の毛は毛先から痛むということ。
当たり前といえば当たり前ですが、髪は根元の部分が生えてどんどん伸びていきます。なので、毛先の部分の方が生えてからの期間が長く、ダメージを受けている可能性が高いです。
また、アイロンやコテを使用する場合も毛先を重点的に使用する場合が多いと思いますので、熱のダメージも毛先に蓄積している場合が多いです。
カットによる髪へのダメージにおいては、ハサミを入れた断面の部分が痛みます。特にすきバサミなどで髪をすいた部分は、断面が乱れることが多く、枝毛やパサつきの原因になりやすいです。
ハサミを入れた部分は、すべて毛先をつくっているということになり、髪へのダメージの原因になります。
カットは必要最低限に、無駄を省く
あくまで切り方にもよりますが、カットで過度にすいてしまうと多めにすいている分ダメージが出やすいです。
もちろん、すくことが全て悪いわけではありません。髪を扱いやすくするため、髪の質感をよくするためにも、毛量調整はヘアデザインに必要です。
ただ、髪をすくことを極力なくして、なるべく毛先を作らないことも同じくらい大切なことです。
美容師が行なっている基本的なカットの手順↓
1.長さ設定
2.段差を入れる(入れない場合もあり)
3.毛量調整
+ 前髪カットや顔まわりのカットなど、、、
カットでデザインを作る際は、このような形が基本的なのですが、特に1、2、3の行程がシンプルな方が、お客様もご自分で髪の毛が扱いやすいスタイルになります。
過度なカットはデザインのバランスを崩したり、髪へのダメージに繋がってしまします。
なので、カットはシンプルに必要最小限で済むようなデザインに、
お客様のなりたいスタイルに最適なカット技術を提供できるよう、
心がけてカウンセリングから施術まで行なっています。
最後に
自分は美容師として1番練習してきたのがカットで、カットは自分の中で特にこだわりを持っています。
個人的に髪はカットが1番重要だと思っています。
ただ長さを切って、段差を入れてすいて軽くする。のではなく、
1人1人に合った
・扱いやすい長さ設定
・似合う段差の入れ方
・最適な毛量のバランス
+ 前髪や顔周りの似合わせ
を、それぞれにこだわっています。
それぞれを最適にデザインすることが、髪をキレイに育てることにも繋がります。
美髪とデザインを両立した、オーダーメイドなデザインを提供させていただきます。